カーテンやカーテンレールを掃除するコツ

汚れる原因、掃除するタイミング

カーテンやカーテンレールは室内に差し込む日光を防いだり、外部から覗かれないようにする目隠しの役割をしてくれます。
しかし重要な役目の家具であるにも関わらず、あまり普段の生活で注意して見ることがないからか、汚れていてもそのまま何年も放置しているということがよくあるものです。

数年掃除をしていないカーテンやカーテンレールを見てみると、上部にたっぷりとホコリが積もってしまっていたり、布そのものがベタついてしまっていたりします。

カーテンやカーテンレールの汚れの原因になっているのはそうした空気中のホコリや、人が触れたときに付着する皮脂汚れです。
他にも窓についた雨粒や結露で発生した水滴などがカーテンの布地に吸い込まれてしまい、そこからカビが発生してしまうということもあります。

カーテンはだいたい半年に一度くらいは汚れがついていないかをチェックして、洗濯などきちんとケアをしておくことが勧められます。
掃除そのものは決して難しいものではなく、通常のシーツやタオルの洗濯のような感じで行うことができますので、取り外しの手間を惜しまず定期的に清掃をしてあげるようにしましょう。

掃除の仕方、必要な道具

カーテンは布でできていることから、基本的には洗濯機で洗濯をして干してから再び使用するということになります。
ただし注意をしたいのが、カーテンに使用されている布素材にはいくつか種類があり、中には家庭での丸洗いが禁止されているものがある点です。

丸洗いができるかどうかはカーテンについている衣類の洗濯表示によって明示されているので、そちらに禁止事項がある場合はその内容に従うようにしましょう。
基本的にはほとんどのカーテンが洗濯OKですが、防水性であったり、刺繍などによって作られている高級品は丸洗い禁止となっていることがよくあります。

またカーテンに目に見えるカビがある場合は、そのまま洗濯機に入れるのではなく、まずカビ取り洗剤などをつかって落としておくようにしましょう。
カビ取り方法としては、市販のエタノールを小さなブラシや綿棒につけて、カビの部分を叩き出すようにします。

洗濯をする時はそのまま洗濯槽の中に入れて、「手洗いコース」もしくは「ドライコース」で行いましょう。
洗濯が終わったらできるだけ早めに取り出して干すようにすると、シワがすぐにとれて見た目がよくなります。

洗濯を待っている間にはカーテンレールを掃除しておきましょう。
カーテンレールはホコリがつきやすく、おそらくべたついた状態になっていることと思います。
家庭用洗剤など皮脂汚れに対応できる洗剤を用意して、濡れ雑巾などを使って丁寧に拭き取っていくようにしましょう。