玄関マットを洗う頻度とおすすめな洗い方

汚れる原因、掃除するタイミング

玄関に入って最初に目に入る家具が玄関マットです。
日本の一般的な住宅構造ではまず靴を脱ぐ土間部分があり、そこから小上がりがあって室内に入っていけるようになっています。

一人暮らしの住宅などでは玄関マットは邪魔に感じることもあり、家具としてもそれほど重要度が高いわけでもないので、あえて置かないという人もいるでしょう。
しかし玄関の小上がりを入ってすぐに置いてあるマットは、外界からホコリやチリが入ってくるのを防ぐことができ、さらに玄関前にたまりがちなホコリが入り口付近に舞うのを留める役割をしてくれます。

玄関の扉を開くとどうしても空気が室内と室外とで入れ替わりをしますので、ホコリやゴミが舞いやすく塊になってしまいがちです。
そこへ玄関マットを一つ置いておくことにより、清潔な玄関にしていくことができます。

しかしそれは裏を返すと玄関マットにはゴミやホコリが入りやすく、汚れがちな家具であるということでもあります。
家に出入りする人が必ず踏みつけるものであるということもあり、気がつけばなんとなく黒ずんでいるような汚らしい見た目になったりします。

カーペットや絨毯もそうですが、大きな布製品はそれだけでホコリを吸収しやすく汚れが目立つ製品なので、こまめに手入れをして常に美しくお客様を出迎えるようにしてあげたいところです。

掃除の仕方、必要な道具

玄関マットの清掃頻度としては、毎日の清掃のときに一緒に行うのがおすすめです。
掃除機がけをするときにマットの上も一緒にかけてあげるようにすることで、表面に吸い込まれたホコリを取り除くことができます。

普段の清掃はクイックルワイパーなどで行っているという家庭の場合は、くるくるローラーなどでマットも綺麗にしてあげるようにしてください。

年末の大掃除などでは思い切って丸洗いをするというのもおすすめです。
マットにもいくつかの材質があるので、全てに同じように処置ができるというわけではないのですが、洗濯機を使うことができるかどうかは洗濯表示をすれば分かります。

洗う時には事前に掃除機やクリーナーで表面のホコリを取り除いておき、それからまず先にシャワーなドで表面を濡らしておきます。
洗濯機に入れる前にある程度水になじませておくと、より洗剤を奥まで浸透させることができるのでおすすめです。

もし何かをこぼしたりして部分的にしみがついていたら、重曹などの洗剤を使ってその部分の汚れを浮かせておきます。

丸洗いができないタイプの玄関マットなら、お風呂場などで揉み洗いをするとよいでしょう。
浴槽もしくはたらいにぬるま湯を入れて、洗濯洗剤を少し入れた状態で踏み洗いをしていきます。