窓ガラスを簡単に掃除するポイント

汚れる原因、掃除するタイミング

年末やお盆の大掃除の時に、家族で行うことも多いのが窓ガラス拭きです。
ピカピカのきれいな窓は見ているだけでもとても嬉しくなりますが、そうなるまで掃除をするというのはかなり大変な作業です。

まず窓ガラスにつく汚れの正体は、屋外にあるホコリや花粉などです。
環境によっては煙や油などの汚れがついてしまうこともあります。

また屋内でのゴミやホコリ、またタバコのヤニといったものが内側に付着してしまいます。
ガラス掃除が面倒なのは、片面のみをきれいにしてもピカピカになることがなく、きちんと両側から拭き掃除をしていかないといけないということです。

窓についた汚れは長期間放置をされることにより、次第に落ちにくくなってしまいます。
古いガラスはくすんだような色味になってしまい、きれいに拭き掃除をしてもなんとなく汚れがついているような見た目になってしまうものです。

窓掃除は半年に一度は必ず行うようにするとともに、定期的にメンテナンスをして破損などが起こらないようにしてあげましょう。

掃除の仕方、必要な道具

窓ガラスをきれいにするためにはまず内側と外側の両方の汚れの性質を知り、それに対応できる掃除用具を使用することが必要です。
それほど汚れが酷くない場合は濡れ雑巾で拭き取るだけでも十分ですが、黄砂や花粉、泥などがついたガラスはそれだけでは足りません。

掃除をするときにとても便利に使えるアイテムが新聞紙です。
新聞紙はインクがついているのでかえって窓を汚してしまうイメージがありますが、実際には水分を多く吸い取り、隅々まで綺麗にすることができる便利な道具となってくれます。

使い方としてはまずさっとスプレーなどで水で窓を濡らし、そこを新聞紙で拭き取っていくようにしましょう。
コツとしては汚れが大きい場合は新聞紙を丸めたものでざっと全体を拭き取り、それから乾いた新聞紙で仕上げ拭きをしていきます。

なぜインクのある新聞紙が窓をきれいにしてくれるかというと、一般的な新聞に使用されているインクは油分や手垢を分解してくれる作用があるので、特に洗剤などをつけなくても自然にしつこい汚れを取り除いてくれます。
布の場合はどうしても繊維筋が残ってしまいますが、新聞紙ならそうしたこともなく、またインクの作用によりツヤツヤの仕上がりになってくれるのです。

屋外の部分は屋内よりも汚れがつきやすいので、ジェット噴射ができるホースで一気に水を流してしまうと早く作業ができます。
新聞紙もしくは手の届かない場所にはワイパーなどを使用することで、布の筋を残すことなくきれいに仕上げていくことが可能です。

窓ガラスを掃除するときには窓枠のゴムにも注意し、カビなどがないようにしていきましょう。