リビングで使える!あえて「見せる」収納方法とは

見せる収納

見せる収納で室内の収納スペースを拡大

ここ近年のインテリアコーディネートとして主流になってきているのが「見せる」収納です。
見せる収納とは、収納用の家具をクローゼットや押し入れの中に隠すのではなくあえて室内に配置するという方法のことです。

従来までの収納設備や収納家具は、室内の目に入る部分にできるだけ品物がないようにするというのが一般的な考え方でした。

実際多くの収納ノウハウをまとめた書籍を見ていると、そこで紹介されているのは押入れやクローゼット内部の空間をいかに無駄なく使用するかということが大半です。

しかし「見せる」収納の場合は何もかもをクローゼットに押し込めればよいということではなく、あえて収納のための家具を室内の目立つところに配置をし片付けをしやすくするという発想の転換をはかっています。

もともとのきっかけとなったのは山善の「収納ボックス」のような便利な収納グッズの登場で、ボックス型の収納用の箱を複数用意することにより、それ自体を組み立てて棚のように使うことができます。

実はこの収納ボックスをクローゼットの中ではなくリビングやダイニングの見える部分に置くという使用方法はメーカー側も全く想定していなかったことだそうで、ユーザー側が独自に使いやすいインテリアを研究した結果誕生したものです。

オープンラックを使うと部屋の仕切りにもなって便利です

「見せる」収納を実現するために大変便利に使えるのが「オープンラック」です。
オープンラックはホームセンター各地で販売されている定番商品ですが、本棚や食器棚のように前面と背面があるわけではなく、ただ支柱と棚のみによって構成されています。

オープンラックはニトリでも数多くの商品が取り扱われており、とりわけ「ウッドラック」や「シェルフ」とされるものはかなり便利に使えるおすすめ商品です。

一人暮らしの住宅にもこのオープンラックは大変おすすめとなっており、ワンルームで室内に仕切りがないという間取りにおいても、部屋の中央にうまくオープンラックを配置していくことにより空間を分けて雰囲気を出すことができます。

オープンラックの便利な点は、左右どちらからも乗せているものが見えるということです。
カゴやオープンタイプのボックスを複数並べて置くということもでき、必要なものを取り出したりしまったりすることも自由自在です。

オープンシェルフは室内中央に置いてもいいですが、部屋のコーナーに置いてみたり、壁面全体を覆ったりと様々にコーディネートが可能です。

収納家具として配置をしつつ、前後面が見通せるという機能があることから空間を広く見せる機能もあり非常に応用しやすいおすすめ家具と言えます。