食器棚の収納や掃除はどう行えば良い?
食器棚も定期的に大掃除しましょう
人数の多いファミリー世帯ではかなりの収納量になるのが食器棚です。
一人暮らしの単身世帯では、食器類はせいぜいお茶碗とお椀に大小のお皿が数枚というくらいではないかと思いますが、家族が増えると食器の量は数倍にもなっていきます。
また案外食器類は衝動買いをすることもよくあり、気がつけば食器棚はたくさんのお皿でいっぱいということもあります。
しかし室内の押入れやクローゼットは定期的に清掃するという人も、意外に食器棚は引越してからそのままになっていることがよくあります。
食器棚はホコリが侵入しないように扉がついていたり布巾をかけていたりするので、いちいち大掃除をする必要性が感じにくいということもあります。
ですがいくら扉や布巾で防いでも長年使用をしていくことでどうしても奥の方にホコリが積もっていくものですので、年に1回くらいは全ての食器を出して細かい部分の清掃をするのがおすすめです。
食器棚の清掃をすることで、普段よく使用している食器を選別し、いらないものを処分するきっかけになります。
よく使うものを取り出しやすい場所に移動させることで、整理整頓がしやすく不注意による落下事故を防ぐこともできます。
食器収納のコツと整理のポイント
食器棚の清掃をするときにはまず全ての食器を取り出し、大きなたらいやバケツなどに温めのお湯を張ってつけ置き洗いをします。
全部お皿洗いをしてもよいのですが、せっかくなのでつけ置きにすることで一気に簡単に洗浄作業を終えることができます。
つけ置き洗いをしている間に住宅用洗剤を使って内部の棚や壁、天井を丁寧に拭いていきます。
食器を入れる時に衝撃を和らげるためタオルや布巾を敷いていることもあると思いますので、それらも一気に洗濯してしまいましょう。
棚がキレイになったら日常使いがしやすいように食器を整理しながら収納していきます。
まず収納のコツとしては、普段からよく使用する食器は腰~目線くらいの高さに集中させるということです。
ほぼ毎日使用するお茶碗やお椀、個人の小皿、スープ皿といったものは大きさ別にまとめて決まった位置に収納するようにしましょう。
大人数が集まった時に使用する大皿や、月に数回くらいしか使用しない鍋用食器などは足元などあまり開けない棚にまとめて収納してしまいます。
使用頻度が低い食器の中でも、比較的重量があったり持ちにくい形状をしているものはできるだけ足元に近い棚に入れるようにします。
反対に小鉢やコップのように小さなものは上側の空いているところに収納する方が取り出しやすくて便利でしょう。
整理をしてみると使用をしなくなった不要な食器類も見つかってくるので思い切って廃棄をするとよりすっきりした食器棚になります。