玄関をすっきりさせよう!靴の収納術

玄関をスッキリさせる

玄関に荷物をできるだけ置かないようにするコツ

分譲住宅や賃貸住宅の一部には、入居前から備え付けの下足箱がついています。
しかし玄関スペースに十分な広さがある住宅というのは昨今非常に少なく、ほとんどの家庭でひしめくように靴や荷物が並べられることになってしまっています。

靴だけでなく玄関に置かれがちなものとして、傘や買い物用カート、ベビーカー、ボール類などの屋外用遊具、ゴルフセット、アウトドア用品といったようなものです。

玄関にこうした荷物が大量に置かれてしまうと見た目も悪くなり出入りがしづらくなってしまいます。
玄関先を埋め尽くすような荷物は地震や火災時の避難を困難にさせてしまう非常に危険なものなので、安全対策としても玄関の収納技術は重要です。

靴の収納をする前にまず靴以外のものが玄関先にたくさん置かれていないかということを点検し、すぐに必要ではないものに関しては別に収納場所をつくって移動をさせるようにしましょう。

おすすめの方法としては、柱やドアの隙間の部分にできるデッドスペースをうまく利用し、掃除用具と一緒に収納できる家具を設置するという方法です。

もしくは年に数回程度しか使わないような大きな用品は思い切って処分をするということも選択です。
子供の時に遊んでいたけど今は使用しなくなった遊具や、家族で出かけることも少なくなったアウトドア用品といったようなものは、状態によっては中古販売店に売却することができます。

かさばる靴は上手に収納する

玄関にある靴の中でもしまい方にこまるのが大きなサイズのブーツです。
女性の場合ブーツを何足か持っていることも珍しくありませんが、シーズン以外の春夏には置き場に大変困ります。

そこでブーツを傷めずに保管する方法として、立ったまま保管ができるブーツクリップがおすすめになります。
ブーツクリップは安いものなら100均で購入することもできるため、立てたままの状態で並べて収納をすることができます。

ブーツの他に収納が大変なものとして、冠婚葬祭用のフォーマル靴があります。
フォーマル靴は突然に必要になることがあるため、汚れがつきにくいように箱などに入れ、シリカゲルなど入れて状態を保って置く必要があります。

ただしフォーマル靴は常に玄関にある必要はありませんので、思い切って玄関以外の収納に移動させてしまうという方法もあります。

普段用のシューズを上手に収納するグッズとして、重ねて保管できる「シューズホルダー」があります。
シューズホルダーは安いものなら数百円で購入ができ、一足の靴を上下に重ねて収納が可能になります。

これを使用することで一気に下足箱の収納力が二倍にアップするので、置き場に困っている人にはぜひ使ってもらいたいグッズです。