玄関にも使える!ドアノブの掃除方法
たくさんの人の手に触れるドアノブの清掃
ドアノブは扉を利用する人の全てが使用する部分であることから、知らず知らずにたくさんの汚れが付着をしてしまいます。
しかし毎日ごく当たり前に使用をしている場所であるからこそ、あまり普段から汚れがあるということを意識している家庭は多くありません。
年末の大掃除においてですら、ドアノブの洗い忘れをしている住宅が大半でしょう。
ドアノブ汚れは基本的には住宅用洗剤を使用して雑巾で拭けば簡単にキレイになってくれます。
問題は長く使用をしたことによって黒ずみが生じてしまっている場合です。
その場合はクリームクレンザーのような研磨剤を使って歯ブラシなど小型のブラシを使ってこすっていけばすぐにキレイにすることができるでしょう。
しょっちゅう行う必要はありませんが、ドアノブ部分も定期的に大掃除をしておくようにしましょう。
衛生面が気になる人は、ドアノブ近くにアルコールの除菌スプレーを置いておいて、気がついたらシュッと吹きかけるようにしていけばより手軽に清掃をすることができます。
ドアノブは玄関のノブの他、各部屋の入り口やトイレなどにもあります。
衛生面が気になる梅雨時や、冬のインフルエンザが流行する季節などにはこまめに清掃をしていきたいところです。
玄関ドアではノブ以外にも魚眼レンズや金属の飾りがついていることもありますので、同様の方法で磨くと見違えるほどキレイになります。
ドアノブから感染することはあるのか
ドアノブ清掃の重要さを理解するためには、まず病原となる菌類やウイルスについて知っておくことが肝心です。
日常生活において特に細菌類と接触する機会が多い場所として、電車やバスの手すり、トイレのドア、ATMなどのタッチパネル、硬貨、飲食店のテーブルといったところが挙げられます。
最近は商業施設や図書館など人が多く集まる場所の入り口にアルコール消毒が置かれていることも珍しくなくなりました。
これは上記で挙げたような不特定多数が触れる場所から「接触感染」を起こすことがあるためです。
特に冬場のインフルエンザは接触感染によって感染が拡大する例が多く、感染した人がくしゃみを手で受け止めたのちにドアノブなどに触れることでそこにインフルエンザウイルスがとどまることになります。
別の人の手についた感染源がその人の鼻や口の粘膜から入り込むことによって感染が起こってしまいますので、流行する季節ではこまめに手を洗うとともに、ドアノブへの接触には注意をする必要があります。
家庭内においても感染が起こることはよくあるため、特に既に感染がわかっている人が生活している居室を出入りするときにはこまめにドアノブの清掃をしていくようにしましょう。