日頃から行える!お風呂掃除のコツ
放置することでどんどん落ちにくくなっていってしまうという特徴があります。
怖いのが、そうした細かい汚れは少しずつ進行していってしまうことから汚れている浴室を汚いと認識しなくなってしまうということです。
浴室内にはカビが生じやすくなっていますので、カビが原因のアレルギーの心配もありできるだけ早め早めに落とす清掃をしていきたいところです。
とはいえ毎日隅々まで浴室清掃をするというのは現実的ではありません。
そこで浴室清掃においては、特に汚れがつきやすいポイントをしっかり理解し、毎日の清掃ではそうした汚れやすいところを重点的に行うようにしましょう。
理想的には浴室の清掃は毎日行う方がよいのですが、一人暮らしや浴室の使用頻度の少ない住宅ならば数回に一度くらいの清掃でもよく、2~4週間に一度は念入りな清掃をしてください。
お風呂汚れの正体とは?
お風呂掃除を効果的に行うためにまず知っておきたいのが、浴室内で発生する汚れの種類です。
浴槽内の主な汚れとなるのは人の皮脂から出る酸性汚れと、水垢によるアルカリ性汚れの二種類です。
そこに石鹸成分が水道水と結合することによって別のアルカリ性の汚れがつくことにもなってしまいますので、浴室内で使用する洗剤としてもっとも望ましいのは中性洗剤となります。
よくしつこいお風呂汚れに重曹が効くと言われますが、重曹はナトリウムを含んでいることからアルカリ性です。
しかし酸性汚れと結合して汚れを落とすとともに、優れた研磨作用を発揮するためこびりつく前のアルカリ汚れにも十分効果があります。
難しく考えなくとも「浴室用洗剤」として販売をされているものはそうした浴室によく発生する汚れに対応できる成分が配合されているので日常の清掃にはそれらを使用すれ間違いありません。
しぶとい汚れを落とす時に効果的なのがラップで作る湿布です。
これはキッチンペーパーなど水分を含みやすいものにたっぷりと洗剤水を含ませ、それを壁面などに貼り付けたまま上からラップをかけて数時間放置します。
浴室のパッキン部分によく生じるのがカビですが、こちらはこすっただけではまず落とすことはできません。
しつこいカビには同じくキッチンペーパーなどにたっぷりと塩素系のカビ取り洗剤を含ませて貼り付け、ラップで固定をした状態で数時間放置をしてみてください。