こたつの掃除タイミングはいつ?頻度と使用する道具

汚れる原因、掃除するタイミング

冬の間の強い味方の「こたつ」ですが、実はとても汚れがつきやすく、ワンシーズンが終わるころにはかなりの汚れが蓄積されてしまっています。
寒いけれどもこたつは出さないという人の中には「こたつを部屋に入れると汚くなるから」といったことを理由にしている人も多く、こたつと部屋の清掃はなかなか悩ましい問題です。

シーズン中であってもこたつに入ろうと布団をめくった時にむわっと嫌な臭いがしてきたり、スイッチを入れても温度が上がるまで時間がかかるようになってきたと感じたら、それは掃除が必要になったというサインです。

こたつ内部の汚れは放置していると故障や火災事故の原因にもつながることがあるので、異変を感じる前に早めにメンテナンスをしておくことが大切です。

まずこたつの内部から嫌なにおいがしたり、温度があがりにくくなってしまう原因はホコリです。
もともと布団というホコリを寄せ付けやすい繊維が近くにあるこたつは、周辺にたくさんのホコリがあります。

内部は見えないうちにそのホコリが蓄積していくので、ヒーター部分に蓄積されると焦げ付いて嫌なにおいになったり、温度が上がるのを妨げることになったりします。

使う人数が少なかったり、ペットなど汚れが多くなる原因が少ない家庭ではシーズン中にひどく汚れることはありませんが、それでも季節の前後にはしっかり丁寧な清掃をしておくことをおすすめします。

掃除の仕方、必要な道具

こたつ清掃を行う箇所としては、ヒーター、天板、足、布団があります。
まずもっとも重要なヒーター部分ですが基本的な手順として、まず電源を抜いて裏返しにした状態で掃除機を使ってホコリを取り除きましょう。

この時、よりきれいにするために「ブロアー」という圧力をかけた空気を吹きかける道具があると便利です。
ブロアーはパソコンなどの精密機器の清掃用に使われている道具で、現在は100均ショップにも家庭用のものが販売されています。
ブロアーと掃除機で全体のホコリを取り除いたら、カバー部分を濡れ雑巾でさっと拭き取ったらおしまいです。

次いで汚れやすいこたつの足や天板もきれいに拭き掃除していきましょう。
天板及びこたつの足は長く使っているとべたつきが出てきますので、家庭用洗剤を使うことでピカピカの状態に戻すことができます。

こたつ布団についてはなかなか何度も丸洗いをすることは難しいですが、シーズンが終わったらクリーニングに出すなどの掃除をしておきたいところです。
こたつ布団は普通の寝具布団よりも簡単に洗濯ができるようになっているものが多く、比較的乾きやすくできています。

すぐに使いたいという人は、コインランドリーなどの大型乾燥機を使えばその日のうちに綺麗にできます。